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老犬
(高齢のワンちゃん)の

車椅子について

老犬の車椅子について

高齢のワンちゃんの場合は、二輪の車椅子で元気に走り回るというよりは、三輪車椅子に乗って立って食事をしたり、歩行時の転倒を防止したりする目的で使用されるケースが多いです。

ある程度体重を支えながら脚を動かすことが、機能の維持・回復と内臓の動き改善に繋がり、食欲や排せつの調子を整えます。

歩きたくて仕方ない子もいれば、寝たきりの状態にストレスを感じて、ぐずったり、脚をバタバタと動かして「立たせて!」と要求する子も多く、動く力や動く意思がなくても、立っていられるだけで喜んでくれて落ち着いたり、乗ったまま寝てしまうケースも多いのです。

すぐに歩けない、と焦ってしまう飼い主様もいらっしゃいますが、快適に過ごせるよう、わんちゃんの気持ちに寄り添って頂ければと思います。

認知症のワンちゃんは、クルクルと回るケースがほとんどで、小回りの利くはな工房の三輪車椅子に乗ってクルクルと楽しそうに回っております。

クルクルと回る様子は、こちらの動画(←クリック)を参考にご覧くださいませ。

車椅子を利用するタイミングは?

 

もしワンちゃんにこんな症状が出ていたら、車椅子を使うタイミングかもしれません。
一つでも当てはまる方はぜひ二輪・三輪の車椅子をご検討ください。

  • 脚が震える
  • 踏ん張りが弱くなった
  • 尻もちをつくようになった

老化による脚力の低下が考えられます。
車椅子を急ぐ必要はございませんが、頻繁に尻もちをついていたり、お散歩の量が減っているようでしたら、車椅子をご検討頂くのが良いかと思います。

  • 狭い所に頭を入れている
  • 腰が曲がってきた
  • 斜めに歩くようになった

認知症の可能性がございます。
転ぶ状況でなければ車椅子を急ぐ必要はございません。転ぶようになりましたら、車椅子をご検討頂くのが良いかと思います。

  • 頭が下がっている
  • 首が曲がってきた
  • クルクルと回り転ぶようになった

認知症の可能性がございます。
突然頭から転ぶケースが多いため、お早めに車椅子をご検討ください。

上半身のねじれや平衡感覚のズレにより、前脚がしっかりしていても二輪の車椅子に乗ることが難しいため、小回りの利く三輪車椅子が適しております。

  • 自力で立っている事ができない
  • 「起こして」と脚をバタバタさせる
  • 夜鳴きをするようになった

認知症の可能性が高いと思われます。
この症状になると夜鳴きがひどく、夜が眠れない程の介護になるケースが多くなります。

昼間や寝る前に車椅子に乗って身体を動かすことで、昼間のグズリや夜鳴きの改善につながるケースが多いです。お早めに車椅子をご検討ください。

平衡感覚がズレているため、前脚がしっかりしていても二輪の車椅子に乗ることが難しいため、小回りの利く三輪車椅子が適しております。

  • 背中の曲がり、頭の下がりは少ないが、首が曲がって横を向いている
  • クルクルと回り転ぶようになった
  • 自力で立っている事ができない

前提疾患の可能性がございます。

認知症がなく前提疾患のみの場合は、適切な治療と共に徐々に回復するケースが多いですが、高齢の場合は完治しないこともあります。

完治するまでは寝たきりとなってしまうため、お早めに車椅子をご検討頂くのが良いかと思います。

平衡感覚がズレているため、前脚がしっかりしていても二輪の車椅子に乗ることが難しいため、小回りの利く三輪車椅子が適しております。

 

  • 脚力が低下するとお散歩へ行きたがらなくなり、 歩行距離が短くさらに脚の筋力が落ちる……という悪循環に陥ってしまいます。
  • 筋力低下や平衡感覚のズレは、頭から転倒する恐れも少なくなく、ケガの原因にもなってしまいます。
  • 寝たきりになると床ずれしやすく、特に高齢のワンちゃんは床ずれが治りにくくなります。
  • 寝た状態での飲食は、誤飲の原因になります。
  • 身体を動かせないストレスから、昼間のグズリや夜鳴きの原因になります。

はな工房の車椅子が老犬に最適な理由

 


タイヤが大きく小回り抜群で、大型犬の三輪車椅子でも指で押せば動かせるほどの軽さで、脚力が低下している高齢のワンちゃんにも優しい車椅子です。
特にクルクルと回る症状がある場合は、四輪と比べて格段に違います。


前後共に高さ調整ができますので、脚力に合った状態でご使用頂けます。

車椅子の利用によって脚を使わなくなり、逆に脚の筋肉が弱くなってしまう、といった心配もございません。


高齢のワンちゃんは、日に日に姿勢が変化する場合も少なくありません。
車椅子の高さ以外にもベルトの位置や長さの調整も可能ですので、常に動きやすい姿勢にフィットさせることができます。頭が支えきれなくなった場合は、顔置きクッションを追加することも可能です。

 

よくある質問

二輪・三輪のどちらが良いでしょうか?

後ろ脚の辺りだけをタオルで吊り上げた時に、前脚でしっかりと真っ直ぐ歩ける状態であれば、二輪の車椅子に乗れると思われます。

判断が難しい場合は、その時の動画を撮影してお送りください。確認のうえご提案させて頂きます。
脚を吊り上げない状態で歩行している動画や、胴の辺りまで吊り上げた動画では、前脚の確認ができませんので「後ろ脚の辺りだけを吊り上げて」いただくようお願い致します。

クルクルと回る症状があります。
どの様な車椅子が良いでしょうか?

前提疾患や認知症の可能性がございます。

上半身のねじれや平衡感覚のズレが起きていることが多く、二輪の車椅子では頭から転んでしまう可能性が高いです。

前後の体重を支えつつ、小回り抜群の三輪の車椅子が適しております。

クルクルと回る症状があると、個々に動きやすい姿勢が異なります。

各部の調整が可能な車椅子ですので、動きやすい姿勢に調整する事が可能です。

首の曲がりや身体のねじれが大きすぎると、自力でうまく回れない場合もあり、その際はサポートが必要になる事があります。

特殊な場合など、事前にお問い合わせくださいませ。

1日の間でどれくらいの時間、
乗せても良いでしょうか?

基本的には一回の運動は30分~60分程度が良いかと思います。

認知症がある場合は、何時間もクルクルと回り続ける子もいます。ワンちゃんによって体力と症状が異なりますし、あまり長時間の運動は身体に負担を掛けてしまいますので、様子を見ながら時間調整をお願い致します。

また車椅子に乗っている状態が気持ち良く、そのまま寝てしまう子も少なくありません。車椅子に乗ったまま寝ている方が落ち着くようでしたら、顔の下にクッションを置いて、頭を支えてあげると良いです。

車椅子は、目の届く範囲でご利用ください。

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