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車椅子が到着して、
すぐに行う調整

はな工房の二輪車椅子は、前脚に掛かる体重を出来る限り軽減させるために、前後のバランスを取りながらの調整が必要で、三輪車椅子は、症状や脚力に合わせた調整が必要です。
お客様の判断で調整をされた場合、バランスが崩れる原因となる恐れがあるため、①~③の調整を行ったら後ろ脚を下ろした真横からのお写真をメールでお知らせください。

来客や製作時は返信に少しお時間を頂く場合がございますが、最大限、早い返信が出来るよう努めますので、調整をなさらずにお待ちいただくようお願いします。

 

※お客様の判断で、先に①③以外の調整をされますと、はな工房も正しい判断が出来なくなってしまうため、サポート・保証の対象外とさせていただいております。ご注意ください。

 

一番前のバックル付き
ベルトから

一番前のパチッと留めるバックル付きベルトの上側を軽くフィットさせて、前側のバックル付きベルトはワンちゃんの身体の間に指が5本程度入るよう調整してください。
高齢のワンちゃんで頭が下がっている場合は、頭が下がった時に首が締まらないよう、さらに緩くしてください。

調整不要箇所

前脚のすぐ後ろの胸ベルトはそのまま、調整不要です。

ベルトの調整

②より後ろの胸のベルトがたるむようでしたら、身体にフィットさせてください。
(わんちゃんのサイズによって胸のベルトの数が異なります)

  • ここまで行ったら、後脚を下ろした真横からのお写真をメールにてお送りください。
  • 到着直後は総合的に見て調整が必要です。しっかりとサポートさせて頂きます。

ワンちゃんの姿勢や筋力に変化があった際には、調整が必要な場合がございます。
姿勢の変化を感じられた場合はいつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
真横から撮影した動画をメールでお送り頂きますとスムーズです。

 

はな工房とのメールのやり取りで初期の調整が済んだお客様で、ご自身で調整される場合は、以下の内容を参考にお願いします。

二輪車椅子の調整方法

01.二輪車椅子のフレームの角度調整

 

調整方法

歩く時の姿勢は、車椅子が水平か、若干の尻上がりが正常な状態です。
ワンちゃんによって歩きやすい姿勢が異なりますので、車椅子の尻上がりが大きい場合もございます。
車椅子が尻下がりになっている場合は、必ず調整をお願いします。

車椅子の尻上がりが大きすぎる場合
step1

一番前の胸のベルトはそのまま、二番目以降の胸のベルトを伸ばす

step2

一番前の胸のベルトを少しずつ伸ばして車椅子の角度を水平に近づける
(伸ばし過ぎて尻下がりにならない様に、ご注意ください。)

step3

前から二番目以降の胸のベルトを体にフィットさせる。

 

車椅子が尻下がりに なっている場合

step1

一番前の胸のベルトを短くして、車椅子の角度を水平か、若干の尻上がりにする。

step2

前から二番目以降の胸のベルトを体にフィットさせる。

02.二輪車椅子の高さ調整

調整方法
step1

現状の、ジョイントからパイプ先端までの長さを測っておくか、鉛筆で印をつけてください。
マジックは使わないでください。

step2

付属のレンチで、ジョイント部分の後ろ側の割りがある方の上下2ヶ所のネジを少しずつ緩めて、手でタイヤが動かせる程度になるまで緩めます。
四ヶ所とも同時に緩めてしまうと、締め方によってジョイントのねじを破損させてしまう原因となりますので、ご注意をお願い致します。誤って四ヶ所とも緩めてしまった場合は、締め付けをせずにご相談をお願い致します。
ジョイントは少し締まっている状態で、完全には緩めない方が調整しやすいです。

レンチを長めに持つと力が入りやすいです。
六角の穴の奥までレンチをしっかりと入れないと、六角の穴がつぶれる原因となりますのでご注意ください。
調整方法
調整方法
調整方法
step3

(小型犬・中型犬)真上から見て左右のタイヤの間隔、前後A・Bの距離が、ほぼ均等になるようタイヤの向きを合わせます。
前側が0~5mm程度広くなるのが理想です。
左右のタイヤを平行にしつつ、若干前を広くするという事です。

下側にもフレームがある大型犬用では、この作業は不要です。

調整方法
step4

付属のレンチで、先ほど緩めた上下2ヶ所のネジを少しずつ交互に何度かに分けて締めます。

レンチを長めに持つと力が入りやすいです。
六角の穴の奥までレンチをしっかりと入れないと、六角の穴がつぶれる原因となりますのでご注意ください。

 

三輪車椅子の
調整方法

01.三輪車椅子の高さ調整

調整方法
調整方法
step1

現状の、ジョイントからパイプ先端までの長さを測っておくか、鉛筆で印をつけてください。
マジックは使わないでください。

step2

付属のレンチで、前輪はジョイント部分の後ろ側の割りがある方の上下2ヶ所のネジを少しずつ緩め、後輪は後ろから見て右側の割がある方の上下2ヶ所のネジを少しずつ緩め、手でタイヤが動かせる程度になるまで緩めます。
四ヶ所とも同時に緩めてしまうと、締め方によってジョイントのねじを破損させてしまう原因となりますので、ご注意をお願い致します。誤って四ヶ所とも緩めてしまった場合は、締め付けをせずにご相談をお願い致します。
ジョイントは少し締まっている状態で、完全には緩めない方が調整しやすいです。

レンチを長めに持つと力が入りやすいです。
六角の穴の奥までレンチをしっかりと入れないと、六角の穴がつぶれる原因となりますのでご注意ください。
調整方法
step3

(小型犬・中型犬)真上から見て左右のタイヤの間隔、前後A・Bの距離が、ほぼ均等になるようタイヤの向きを合わせます。
前側が0~5mm程度広くなるのが理想です。
左右のタイヤを平行にしつつ、若干前を広くするという事です。
下側にもフレームがある大型犬用では、この作業は不要です。

調整方法
step4

付属のレンチで、先ほど緩めた上下2ヶ所のネジを少しずつ交互に何度かに分けて締めます。

レンチを長めに持つと力が入りやすいです。
六角の穴の奥までレンチをしっかりと入れないと、六角の穴がつぶれる原因となりますのでご注意ください。

02.三輪車椅子の後ろのバーの角度調整

 

 

後ろのバーは、基本は垂直か、上側が若干前に倒れるよう組付けをしております。
前側だけ高くした時など、高さ調整の際にバーの角度が変わってしまった場合は角度調整をお願いします。

左右の動きも非常に軽いため、前脚が弱いワンちゃんは、左右の筋力差や路面の影響で後ろ側が左右に振られて、直進安定性が悪くなる場合がございます。
後ろのバーに手を添えてサポートして頂くか、後ろのバーの先端が前に倒れるよう少し斜めにして頂くと、直進安定性が向上します。

調整方法
step1

付属のレンチで、後ろから見てジョイント部分の左側の割りがない方の上下2ヶ所のネジを少しずつ緩め、
手で後ろのバーが動かせる程度になるまで緩めます。
四ヶ所とも同時に緩めてしまうと、締め方によってジョイントのねじを破損させてしまう原因となりますので、ご注意をお願い致します。誤って四ヶ所とも緩めてしまった場合は、締め付けをせずにご相談をお願い致します。

step2

付属のレンチで、先ほど緩めた上下2ヶ所のネジを少しずつ交互に何度かに分けて締めます。

レンチを長めに持つと力が入りやすいです。
六角の穴の奥までレンチをしっかりと入れないと、六角の穴がつぶれる原因となりますのでご注意ください。

 

ベルトの端の調整方法

ベルトの端について

調整後にベルトの端が垂れ下がるなど、邪魔になる場合は、ベルトの端を折り返して留め具に通してください。

調整方法
調整方法

ベルトの端を切る場合はライターで切断部を軽く焼いて、ベルトがほつれない様にしてください。
(姿勢の変化によって長くする必要が出てくる可能性もありますので、切らずに折り返す方法がおすすめです。)

レンタルのお客様は、ベルトの切断はおやめください。
レンタルのお客様でベルトを切られた場合は修理費が有償となりますので、ご了承願います。

調整方法
調整方法
製作実績はこちら

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