2024.11.07
※能登震災PROJECTさんに4トン車で物資を集めること、お届けさせて頂く日は告知前に打ち合わせ済です。
緊急性のある物資の情報を頂き、変更があれば都度見直しを行い、水・衛生手袋・ペット用品以外は能登震災PROJECTさんからの要望のある物資をお届け。
水と衛生手袋は実家が被災された方からの要望、ペット用品は私からのお願いです。
事前に物資の仕分け(箱毎に同一品)と箱への表示、現地での荷下ろし仕分け・搬送の人員は8名確保して現地で対応をしております。
ご案内をさせて頂きました初日の1月10日から受付終了の1月13日16時まで、引っ切りなしに物資のお届けや寄付を頂きました。
皆様の温かいお気持ちとご協力に、心より御礼申し上げます。
トラックでは積みきれず、一緒に現地へ向かった仲間達の車にも乗せて行きました。
現地行政の方達も寝る時間を削って一生懸命対応されておりますが、対応しきれないのが現状です。
自らも被災者である、田谷武博さんが代表である能登震災PROJECTの方々が、避難所に必要な物資の手配やサポートで走り回っており、能登保養PROJECTさんと連絡を取り合って、物資の呼びかけ・炊き出しをさせて頂いております。
能登震災PROJECTさんは、能登保養PROJECTという名で福島の震災以降、夏休みに福島の子供達を能登に受け入れる活動をされておりました。
お届けする箱は原則として同じ物になり、一目で分かる表示も必要です。
受け取らせて頂きました物資の選別・箱詰め・表示など、多くの手間が掛かります。
上記の作業につきましてもトータル50名以上の方にご協力頂き、最終日に関してはギリギリまで作業が続き朝から夕方まで食事も無しでご協力を頂きました。
熊本の震災の時も皆様の温かいお気持ちを現地にお届けをさせて頂きましたが、能登も同様にテレビから流れる状況と現実は大きく違うことが多く、まだまだ大変な状況です。
1月16日最新の田谷さんの投稿をご覧ください。
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私は元気です。
この4日間 門前町を重点的に回ってました。
本部が近い所は物資が豊富と思い大きな避難所を後回しにして端っこの小さな避難所から回ってました。
3日前から門前公民館、門前高校、門前東小学校、門前中学校と回ったのですが 全くまともな食事さえ支給されてません。
1/3〜ほとんど毎日カップラーメン×2の毎日。
1個の日もあってお腹が空いてお菓子を食べて飢えを凌いでましたと…
240人収容の門前中学校も同じ。
そんな状態で健康が保たれるはずもなく 昨日から10人ペースでインフルエンザ、コロナで学校内に隔離されてます。
この3日、ウチのPROJECTへの野菜の支援が大量だったので重点的に搬入しました。そして温かい汁物の炊き出しボランティアも入れました。
爺ちゃん婆ちゃんの喜び方は半端なかったです。
昨日は岐阜の阿蘇さんを初めとするチームが けんちんうどんを提供してくれて漬物、いちごも。
そんなお年寄りが好む食事、体調の悪い避難者のための優しい食事は大人気でした。
19日にはこの10年一緒に福島の保養をやってきた真宗大谷派 常福寺の浄ちゃんの紹介で金沢から豚汁などの炊き出しが提供されます。
問題山積みの中 問題なのはほとんどの避難所が学校で 体育館の天井が高く寒いこと。そのための灯油が微量しか支給されてないこと。そのため雪の日も昼間はストーブを消してます。
私が行った3日前は広い体育館にストーブが3台、お年寄りが布団に足を入れて寒さを凌いでました。
行政に怒りを感じます。
諸岡地区の門前西小学校も同じでした。
明日の灯油が無いから助けてくれと…こちらから既に2000リッターの灯油が提供されてます。
とにかく元学校や公民館の避難所内は寒いです。地震で高い所のガラスが割れたままだったり、サッシが外れたまま…
贅沢をさせようなんて思ってません。
最低限の生活を…
昼間、ストーブを消して防寒着を着て過ごす。
上水施設が崩壊したため 壊滅状態…5年先なのか…廃業って文字が頭を過ぎる中年男性とか、悩みは尽きないと思います。
2時避難、移住、色んな選択筋があると思いますが、私はこの土地に残る人達に寄り添うことに徹します。
避難所からの私への要望書きます。
下着(上下)
高齢と寒さのためお漏らしも頻繁にあります。洗濯機が使えないためそのままの事も多々あります。
ここ数日の冷え込み、氷点下の日も多々あります。最低限の生活が出来るようご支援下さい。
未だ宅配便は金沢止まり…
能登保養の金沢集積所として金沢市議の経営するメロメロポッチをフル活用させて頂いております。
電話076-266-0775
物資は出来る限り単品で箱には大きく能登保養、内容品名をマジックで書いて下さいm(_ _)m
先の見えない支援活動ではありますがご協力お願い致します。
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私はペット関係の事業もしておりますので、ペット関係の物資もたくさん頂きました。
現在、避難所にはペットは入れませんので、ペットはお家で過ごし、飼い主様がお世話に通ったり、ペットと一緒に車で寝泊まりしております。
JARF アニマルレスキュー様が現地入りして日々情報収集と活動をされており、ペット関係の物資はアニマルレスキュー様へお届けさせて頂きました。
隊長の浦川様とお話をさせて頂きました。
グループラインで避難所の情報共有をして、本当に必要な所へ必要な物をお届け頂いております。
今回の物資お届けは、門前町の避難所数ヶ所がメインになりました。
トラックから荷物を下ろし品目毎に仕分けをして、各避難所等へ現地の指示を仰ぎ仲間達がお届け。
同時に一緒に行った女性メンバーが、約400人分の炊き出しを進めました。
野菜たっぷりけんちんうどん、ほうれん草のおひたし、翌日以降に食べる浅漬けや煮物など感動レベルの段取りでした。
避難所ではフルーツは夢のような存在。
みかん以外にも、はな工房のお客様が呼びかけて頂き、いちごを89パック提供頂きました。
避難所で、とても喜んで頂く事が出来ました。
今回の輸送経費はこちらで負担をしており、寄付を頂いた際はお約束通り全額支援に使わせて頂きます。
想定以上の寄付が集まり、トラックに物資がいっぱいになったため、使われていないお金があります。
使われていないお金は緊急性のある物資や食糧などに使わせて頂きます。
まだ詳細は未確定ですが、第二弾の炊き出しを2月11日に決定しましたので、後日ご案内をさせて頂きます。
ご参加や必要な食材提供や寄付も嬉しいです。
乗り合わせで交通費は実費、現地は水が出ませんので携帯トイレを持参して頂く必要がありますが、もし良ければ予定を空けておいてください。
この度はたくさんのご協力とご支援を頂きまして、心より感謝申し上げます。
はな工房 阿蘇