2020.06.11
愛知県のミニチュアダックスフンド ショコラちゃんの犬の車椅子
愛知県のミニチュアダックスフンド ショコラちゃんの犬の車椅子が完成しました。
ショコラちゃんが突然のヘルニアで後ろ足に麻痺が出ているため、製作のご依頼を頂きました。
ショコラちゃんは14歳です。
手術で治る保証がない事とリスクを考慮して、リハビリで完治を目指す方法をお選びになられました。
10歳を超えると全身麻酔は心臓への負担が大きく、実際に検査の麻酔だけで亡くなってしまったわんちゃんもいらっしゃいます。
ヘルニアの手術をしても回復せず、車椅子をご使用になられるケースも少なくありません。
手術で良くなるケースもございますので、ヘルニアの状態と年齢やリスクを十分に考慮して決める事が大切です。
ヘルニアはすぐに手術をしないと回復の確立が下がるという話もあり、すぐに手術を勧められる事も多いです。
発症から手術までの時間は関係がないという話もありますので、万が一の時は冷静になって情報収集をされる事をお勧め致します。
そしてヘルニアは手術を行わなくても、リハビリで治る可能性が十分にあります。
肉球マッサージや後ろ足のストレッチやマッサージも有効です。
もちろん車椅子のご利用も、有効です。
完全麻痺の場合は高めにして、靴下を履かせた後ろ足が軽く地面に着く高さからご使用を頂き、少しでも動かせる様になってきたら、徐々に下げる事で回復が期待できます。
高さ調整が可能な車椅子ですので、後ろ足の状態に合った負荷を与える事で、リハビリ効果が得られ、回復した事例が何件もございます。
ショコラちゃんも車椅子に乗ってお散歩を楽しみながら、回復されることを期待しております。
ショコラちゃんと笑顔のお散歩をお楽しみくださいませ。
はな工房をお選び頂き、ありがとうございます。