小脳変性症という脳の病気の影響から、脚の麻痺が進んでしまい自力歩行が出来ずにハーネスで吊り上げながらトイレに行くくらいの歩行距離になっているため、製作のご依頼を頂きました。

完成した車椅子に乗った直後の様子です。

最初は補助しながらでないと歩くことが出来ませんでしたが、脚を左右に広げてバタバタと歩く状態から、左右に広がりにくくなり自力で歩けるようになりました。

神経系の影響があるにも関わらず、あまりに早い変化に驚きと感動でした。

尻尾をフリフリとして歩いて、とても嬉しそうな表情のアリスちゃん。

アリスちゃんが自分で歩いて好きな所へ行けたのが２～3年ぶりだそうで、飼い主様も大変喜んでいらっしゃいました。

一緒に飼われているボクサーのエルサちゃんも一緒に歩ける事が嬉しいようで、これから一緒にお散歩するのが楽しみですね。

大切にされて幸せなアリスちゃん達です。