車椅子を2月に製作していただいた時はまだ歩けていましたので御守りのつもりでおりました。
初めて工房にお邪魔した時、あまり語らずあまり笑わず、気取らず職人的オーラが主人にそっくりで嬉しく感じました。
この方なら大丈夫!と直ぐに製作当日持ち帰りでお願い致しました。
当初持ち帰ったもののタンスの肥やし状態でした…
しかし3月中半に肺炎と肺水腫のWパンチ安静を保つ為緩く麻酔をかけたまま三日間眠らせ酸素吸入で呼吸管理をし何とか命を繋ぎましたが目覚めた時には全く歩けないどころか、首さえ支えられない程衰弱していました。
変わり果てた自分をうけいれられないBOBは悲しげに真夜中まで泣き続け私達家族も突然過ぎる介護に右往左往の日々…
そんな時車椅子を思い出して乗れるかなぁ…って心配しましたが数分後には悲しげな鳴き声はなく満足げな顔で立ってみせてくれました。
そしてその後直ぐに車椅子で歩き始めました。
あの時本当に嬉しかったです。
また歩ける!これって生きるそのものですから…。(^^;
今ではパラリンピック犬代表並みの歩行の速さです(笑)
この度、無事に19歳を迎えることが出来ましたがこの先たくさんの時間が残されていないことはわかっています。
だからこそ、今まで通りに近い状態に過ごさせてあげたい!
その一番が車椅子…。
はな工房さんの車椅子スイスイ動いて小回り効いて本当に有難いです。
これからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。